ザ本ブログ

読書をメインに。他、雑記などをアップしていきます。

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『ベルセルク』の遺志を引き継ぐ親友の想いが熱すぎる

『ベルセルク』の遺志を引き継ぐ親友の想いが熱すぎる

もう今までと同じ気持ちで、ハワイ観光はできない

この先もずっと、旅が人の人生を豊かにするために。

ミシシッピは月まで狂っている [ 駒沢敏器 ]

何事にも始まりはあるけど、音楽の源流ってどこにあるんですかね。

津波の霊たち / リチャード・ロイヤル・パリー

このエピソードを読んで、死生観が覆った。

外で遊べないなら、この世界を頂戴しちゃえばいい、(今さらPersona5のレビュー)

初めてPersonaシリーズに手を染めたのですが、まぁ度肝を抜かれましたねー。 ロールプレイングゲームって、ドラクエ、FF、ロマサガ、テイルズ、大神などはやったんですが、デザイン的にどれにも当てはまらないってゆーか。 とにかくイカしてる!カッコいい!…

今さら「さらざんまい」にハマった。

タイトルの通りです。今さら「さらざんまい」にハマってしまったのです。 オープニングはKANA-BOONで、曲名は「まっさら」。終始爽やかで、幾原監督としては拍子抜けなくらい全うなオープニングかと思われましたが、謎のカワウソマークが出現して街が闇に覆…

魔法少女まどか☆マギカ

これが2011年の作品なんだなあ。 時が経つのは早いもの。 流行っていたのは知っていたのだが、絵が萌え系ということもあり、中々手が出なかった。が、周囲の勧めもあり渋々見てみると、3話目から劇ハマり。そう、衝撃のマミられシーンからですね。今で…

単なる海と剣の冒険活劇ではない。生きる意味と責任を問う、さすがの「プラネテス」の作者。 「ヴィンランド サガ」 / 幸村誠

プラネテスで有名な幸村誠の作品。 時代は中性ヨーロッパ辺りのイメージでしょうか。舞台はヴァイキングが海を荒らし回っていた時代。 プラネテスのような、宇宙と科学とを織り合わせた人間模様を描いていた人が、いきなり剣を使ったバトル物にいくとは当初…

先生の魅力がハンパない。全ての絵を書く人へ。 「かくかくしかじか」 / 東村アキコ

東村あきこさんのマンガを初めて読みました。 本作は自伝で、出てくる人物は多少名前を変えてはいるものの、実在の人物のようです。 舞台は宮崎だったり、金沢だったり東京だったり。宮崎県の田舎に住む作者はマンガ家になりたいと妄想するものの、そのため…

ジビエグルメに変態博物館!で、何の話だっけ?笑  ー ゴールデンカムイ / 野田サトル

現代だからこそ出現した漫画って気がしますね。しかし、この話のモチーフはどこから来ているのやら。 時代は19世紀初頭。舞台は日本、北海道。アイヌが隠していた金塊を、運搬のスキをついて、その場にいたアイヌを皆殺しにして奪った男がいた。男は捕まり収…

岳 / 片山修

本当に久しぶりにマンガを読んでショックを受けた。 たまに読みかじってて、面白いなあとは思っていたんですが、最後まで一気読みしたのは初めてです。 長野県を舞台とした登山と山岳救助の話なんですが、雄大な自然の描写が実に美しい。ほとんどが一話完結…

拳闘暗黒伝セスタス、拳奴死闘伝セスタス / 技来静也

古代ローマが舞台。主人公の少年拳奴セスタスが、拳闘試合で勝ち続けて自由を勝ち取れるかというストーリー。 セスタスはダメージを逃がす柔軟性と俊敏さを活かした正確な打撃、運動量が豊富など拳闘者としては異質の素材ではあるが、幼さや体格が華奢である…

ホーリーランド / 森 恒二 <史上最もリアルな格闘マンガ>

やはりいい作品というのは、絶望の描写が、胸に迫るものではないだろうか。

HUNTER×HUNTER /冨樫義博  連載中35巻 (ついにアメトークに!笑)

行き当たりバッタリで計画性のカケラもないし、たまにラフ画で掲載してくるし、休載しまくりのに、全て許せる。 脈絡なく始まった章も、常に神展開に持ち込み、予想を裏切る神エンドへと収束させる技法は、この世で冨樫以外なせないもの。 コンビニで立ち読…

海スゲー!海怖えぇーっ!!てなるマンガ / 『海獣の子供』五十嵐大介 ※2019年6月7日、映画公開。主題歌:米津玄師、「海の幽霊」

このマンガを読んだら、しばらく他の作品を読む気がしなくなった。そのくらい独特な世界観を持ち、読み手の感受性を深く揺さぶってくる。 あらすじを簡潔に述べるのは困難だ。 ー 舞台は現代・日本。神奈川の江ノ島辺り。中学生の琉花は風変わりな母親と、そ…

このマンガを超える作品に出会えない / 『ベルセルク』三浦建太郎

何事も、一番を選べと言われると悩むものですが、この作品に関しては譲れない。お前がナンバーワンだ、『ベルセルク』。 序盤のグロさで音をあげそうな、ベルセルク初心者達に告げる。まずは8巻まで読め(命令)。 そこで気付くはずです。この作品はそこら…

悩まないってことは、人生をただ流してるだけだろ? : 人はなんで生きるか / トルストイ

誰にでも、生きることとか哲学的な問題に悩んだことってあると思うんですが(ってか全くない人って話がつまらない)、自分にも20代半ばくらいに、そんな時期がありました。その頃は、人からの悩み相談を受けることも多かったような。30歳くらいを境に、とんと…

ローマの休日(1953年) / ウィリアム・ワイラー

オススメの映画は? と聞かれると、色々考えたあげく結局、『ローマの休日』と答えてしまう。 言わずと知れた名作。最高に萌えるラブコメなのに、ヘプバーンの気品とペックのダンディズムが、物語をとても大人びたものにさせています。 ヘプバーンが城から脱…

香月泰男美術館(山口県長門市)

香月泰男美術館、一言で言うと最高でした…。数年前に'青の太陽'を見て感銘を受け本物を見たいと思ってたのですが、山口なので中々行く機会もなく。 シベリアに抑留された経験を描いた'シベリア・シリーズ'が有名な画家で、自分もそれを目当てに訪れたのです…

フィッシャー・キング(1991年) / テリー・ギリアム

■ニューヨークで人気のラジオDJだったジャック。しかし放送で不用意な発言をした結果、リスナーが銃による無差別殺人事件を起こしてしまう。バーでの発砲で死者7人。責任を追及されたジャックは、落ちぶれてヒモ同然の生活を送る。そこで偶然出会ったのが元…

17人のわたし / リチャード•ベア

一人の精神科医が虐待などで17の人格に分かれてしまった多重人格の女性を、18年かけて治療•統合していく実話。消えるのを怖れる人格達を理解し、納得してもらおうとするやり取りが、とても温かい。彼女の自殺を何度も食い止め、最後には治療費の請求も止めて…