ザ本ブログ

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魔法少女まどか☆マギカ

これが2011年の作品なんだなあ。

時が経つのは早いもの。

流行っていたのは知っていたのだが、絵が萌え系ということもあり、中々手が出なかった。が、周囲の勧めもあり渋々見てみると、3話目から劇ハマり。そう、衝撃のマミられシーンからですね。今では完全にまどマギファンです笑。

 

脇役が主人公にも劣らぬ人気を博すのは、オッサン的には「ダイの大冒険」のポップがすぐさま想起されるものですが、本作も主人公はまどかではなく、ほむらちゃんです(あくまで個人的見解)。

とはいえまどマギに於いては、そうした主人公の受け渡しは意図的になされたものみたいですね。詳しくはWikipediaで!

 

ストーリー的には、使い古されたはずのタイムリープの演出が秀逸。しかも時を繰り返すのは主題ではなく、あくまでほむらの辛苦の強調と、まどかの能力の増大を目的としたもの。

タイムリープの回数を敢えて伏せることで、とれだけほむらが努力と絶望を繰り返してきたか、視聴者に想像させる。

ラストバトルでの兵器の壮絶な数と、計算し尽くされた配備が更なる試行錯誤を思わせる。

それが魔女に堕天した時の、まどかの力を増大させてしまう皮肉。

 

ラストは壮大過ぎて、ちとピンと来なかったですね!キレイにまとまり過ぎな感じもありますが、全てを回収して論理付けて終わらすにはこれしかないかなって感じ。

 

自分はエヴァ的にモヤって終わらせて、後は自分なりに空想したり、考察を読んで楽しむのが好きなので、そこは好みの別れるところ。

ただ、最後まで説明を果たして完結したことで、作品としての完成度は最大級になりましたね。