ザ本ブログ

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外で遊べないなら、この世界を頂戴しちゃえばいい、(今さらPersona5のレビュー)

初めてPersonaシリーズに手を染めたのですが、まぁ度肝を抜かれましたねー。

ロールプレイングゲームって、ドラクエ、FF、ロマサガ、テイルズ、大神などはやったんですが、デザイン的にどれにも当てはまらないってゆーか。

とにかくイカしてる!カッコいい!特筆すべきは、作品全体のサブカル的デザインと、続きが気になってしょうがないストーリー構成ですね。

 

オープニングは赤と黒を基調にしたポップな色彩で、渋谷の街を主人公たちがフィギュアスケートのような演出で彩ります。曲も落ち着いた洋楽を合わせていて、オシャレなサブカル全開!って感じなので、アニメ好きの自分としてはたまらないですね。

 

ゲーム構成としては、普通のコマンドバトルのアクションRPGってタイプですかね。ゲームバランスもよく、各キャラの能力の個性も立っていて、バトルも十分に楽しめます。

 

メニュー選択画面がメチャかっこいいです。何でもデザインを際立たせながら、文字などの情報を分かりやすく見せるデザインというのは、非常に難しいようですね。

戦闘が終わった後の、主人公が歩いてるシーンもカッコいい。キャラが赤く縁取られて、ベースの聞いた効果音が渋い。この演出に完全にヤられてしまって、初プレイ時は初日で15時間ぶっ続けでやってしまった。どうかしてますね笑。

 

オープニングだけじゃなく、他の曲もカッコいい。特に好きなのは、ダンジョンが佳境に入った時に、サウンドがオープニング同様の洋楽風に変わるんですよ。これが聞けなくなるのが惜しくて、ボス戦をやる前にムダにダンジョンを探索してしまう笑。

 

そして秀逸なのがストーリー。まずゲーム開始直後から、中盤に起こる重要なイベントのシーンから始まるんですよね。その中で、あたかも主人公が仲間に裏切られたような演出になっているんですが、そのシーンが終わると主人公が仲間たちに出会っていくストーリーが開始されるんです。そして、要所要所で、捕まって尋問を受ける主人公のシーンが差し込まれる。ので、主人公の回想を進めていくみたいな感じがするんですよね。この、重要な事象に向かって、2つの時間軸が合わさっていく感じがたまらない。こんなに信頼しあっている仲間がなぜ..?みたいな疑問が止まらない笑。

 

あまりストーリーをバラし過ぎると訴えられるようなので笑(起動時に毎回警告されるんです)この辺にしときますが、絶対オススメのゲームです!

続編のPersona5 ザ・ファントムストライカーズも楽しみでしょうがない。