ザ本ブログ

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「天気の子」は現実感が増してるのに、ファンタジー設定がフワッとしてる?

流行っている映画は早めに観ることにしていまして。以前、「君の名は。」と、「シン・ゴジラ」を見逃したら、その後テレビ放送まで話題に乗れない病とネタバレに怯える病に苛まれましたからね!笑

 

個人的には「君の名は。」の方が面白かったかな?

自分のの中で、新海作品ランキングは下記の通り

1.言の葉の庭

2.君の名は。

3.天気の子

4.秒速5センチメートル

5.星を追うこども

6.雲の向こう、約束の場所

(あ、「ほしのこえ」だけ見てないことに、今気づきました汗)

 

「天気の子」は、「君の名は。」に、似てると言えば似てるのかな?舞台は現代日本。少年少女の恋愛感情を絡めて、各所にファンタジーを散りばめる。主題歌RADWIMPSだし。

自分は鈍い方なのでアレですが、前作より登場人物の年齢を下げてた割りに、妙に現実感が増して、その割りにファンタジー要素の設定がなんかフワッとしていて、観覧後はちょっぴり肩透かし感がありましたな。面白かったけど。

 

などと思ってたら、こちらの考察で初めて色々知りました笑

cinema.ne.jp 

前作のような大がかりなタイムリープ的な仕掛けでなく、細かい描写の中に、様々な意味があるんですねー。うん、正直めんどくさい!(笑)

映像は美しいし、キャラはそれぞれ魅力的で設定も作り込まれている。名作なんでしょうが、自分には刺さるものがあまりなかったかも。忘れた頃に、再度観賞しようかと思います。

日々のコーヒー代を節約!水出しアイスコーヒーのすすめ。

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お茶は沸かして会社に持っていっているのですがね。

節約も大事ですが、気分転換にコーヒーくらいは飲みたい。寒い時期はドリップでホットコーヒー飲んでりゃいいんですが、夏はその気にもならず。自販機でアイスコーヒーを買っていました。

しかしあまり美味しくないし、毎回120円はチリも積もれば勿体ないなと。週に600円、月2,400円、年間28,800円。

 

色々と検討したんですが、家で水出しコーヒーを作って、会社に持っていくことにしました!

近隣のスーパーを巡ってみたんですが、中々値段やサイズが見合うものがなく、ネットでこちらを注文しました。

 

作り方は簡単。お茶を入れるネットに、水出しコーヒーの粉を入れます。それをポットに入れて水道水を入れるだけ。

ミネラルウォーターの方が美味しいかもだけど、保存を考えると水道水の方がいいかなと。

 

水出しなので渋味が少なく、2、3日粉をいれたままでも濃くはなりますが、嫌な苦味は特にない印象。個人的には缶のアイスコーヒーよりは格段に美味しいです!

 

1パックで1㍑のアイスコーヒーができます。

一缶辺り250ミリリットルと考えると、1回25円で飲める計算になる。4分の1の値段。一回95円の節約ができて、しかも美味しい。

もう一ヶ月程度運用していますが、大変満足しております。とてもオススメ。

 

初期投資としては、自分はポット(リユースボトル)を買ったことくらいですかね。

小さめ(250㏄)の水筒はもともと持っていました。

各1000円ずつだとしても、年間を通じて20,000円の節約ができるわけだから、すぐに初期投資は回収できますね。明日からやらねば、損ですよ!笑

 

 

 

クライマーズハイ

基本的に映画は予備知識なしで見るのが好きなんです。その方が驚きがあるので。
でも、その時の気分ってあるじゃないですか。ちょっと爽やかな映画を見たいなーとか。

そういう意味では、今回はちょっと失敗しました(^^;。

 

「クライマーズ・ハイ」

 

爽やかな登山映画なのかと勘違いして見始めたら、完全に日韓航空機の御巣鷹山への墜落事件。舞台は主に新聞社。
報道の現場を描いた作品でしたね。うん、完全に自分の見当違い。
内容としては、事故の記事をスッパ抜くかどうかとか、裏取りがどうかとか。
そのために、現場に行った記者が心を病んで死んだりしたりします。
そんで、現場でも会議室でもなんだか皆怒鳴りっぱなし。
あまり速報を求めてない自分としては、もっと楽しそうに働いて欲しいなぁ、と思うばかりですが。
社会的意義のためなのか、会社の利益のためなのか。
いずれにせよ、人が死ぬような仕事を止めて欲しいものです。
絶対に新聞社には入りたくないなと思う映画でした笑。これが現実にどれほど即しているかは、知りませんが。

ジビエグルメに変態博物館!で、何の話だっけ?笑  ー ゴールデンカムイ / 野田サトル

現代だからこそ出現した漫画って気がしますね。
しかし、この話のモチーフはどこから来ているのやら。

 

時代は19世紀初頭。舞台は日本、北海道。
アイヌが隠していた金塊を、運搬のスキをついて、その場にいたアイヌを皆殺しにして奪った男がいた。
男は捕まり収監されたが、その時金塊はすでに隠してしまっていた。このままでは金塊の在り処を、外の仲間に伝えることができない。男は囚人達に、暗号を施した入れ墨を入れて、集団脱走を促した。
脱走は成功し、北海道中に暗号の入れ墨が入った男たちが散らばった。金塊の在り処は、全ての暗号を集めないと分からない。そして、入れ墨はなんと皮を剥がすことを前提に彫られていた・・。
この話は金塊を巡る、囚人の皮(入れ墨人皮)の争奪戦の物語である。

 

発想からしてイカれてますよね。
さて、ストーリーは中々陰惨で人が死にまくる本作ですが、陰鬱な雰囲気にならない工夫が多数。ってゆーか、本作をグルメ漫画とか、ギャグ漫画とさえする声も笑。


ギャグはとてもシュールで、好みの分かれるところ。私はもちろん大好きです。
キャラが大体太めに描かれてる気がする。シュッとした人、あまりいませんね。

アクションの描写は秀逸。あまり書き込むタイプの作家さんではないのですが、頭の中に三次元の像が投影されてるんだろうなーって感じで動きが自由自在で無理がない。分かりやすい。ワンピとか、何してるか分からん時ありますもんね。

 

そして特筆すべきは、なんと言ってもグルメ描写でしょう!
北海道の四季折々の、ジビエグルメの描写が、あまりにも美味しそう!
なんかシライシが料理上手いし、皆のグルメリポートがやたらうまい笑。
シャケのルイペ(鮭の切り身を凍らせたもの)とかの郷土料理や、アイヌのオハウ(鍋料理)も美味しそうだけど、レプンカムイ(シャチ)のから揚げが一番旨そうだった!そのついでに揚げた、子持ち昆布も食感プチプチ、外はサクサク、中はジューシーで美味そうだったぜぇ、シライシィ笑!!自分で作れるかな・・(^^)


あとは登場人物が、なぜか軒並み猟奇的!まるで変態博物館!
囚人が多く登場するので致し方ない点もありますが、囚人でなくても変態だらけ。なぜ笑。
作者の意図は知りませんが魅力的?な登場人物達が、暗くなりがちな本作に(汚い)華を添えてます。

ってか全く暗くねえ笑。本筋を離れることは多いですが、ストーリーもしっかり骨太で、遅まきながら順調に推移してますよ。 

 

アニメ化もされましたね。悪くはないが、思い入れのある作品だけに、もっと気合い(金)を入れて欲しかった。アニメの注力度はオープニングで分かるようになってしまった。動きが少ないと、ガッカリしちゃう。でも、網走監獄突入変だけは、やたらクオリティが高かった気がする笑。

原美術館 / 争いや事故がもたらした、自然の楽園について考えてみる

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品川から徒歩15分。現代美術を展示している、原美術館を訪ねてまいりました。特に理由はなかったのですが、時間があったらフランス人の美術史家のソフィーリチャードさんの著書「フランス人がときめいた、日本の美術館」に紹介されている施設は、一通り行ってみたいなぁと思ってまして。

 

・入り口はこんな感じ
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今回の展示は

「The Nature Rules 自然国家:Dreaming of Earth Project」

quotationmagazine.jp

どういうものかといいますと、1953年の朝鮮戦争戦争終了時に設定された軍事境界線は非武装地帯となっており、政治的・物理的に人間が立ち入れない地域になっている(300万個の地雷原)。皮肉なことにそれが生態系の保護につながり、この一帯は比類なき豊かな自然を育む大地となった。韓国人アーティスト・崔在銀(チェ ジェウン)は、「Dreaming of Earth Project(大地の夢プロジェクト)」と称し、この地の自然を継承していくための建築や自然のアーカイブを創る活動を発足した。この度の展示は、そのプロジェクトを可視化するものである。

 

プロジェクトの規模が凄いんですよね。元々あった軍事用トンネル内部を改装して、建築を行ったり。トンネルを地上まで垂直に掘り抜き、堀抜いた岩石は、ヘリで移送して付近の建物の基礎として利用する。鉄条網を溶かして、アート作品にしちゃうとか。資金源どうなってんだ。

 

今回の展示はアート作品を楽しむこともできますが、こんな凄まじい規模のプロジェクトが行われていることを知れただけでも得した気分になれる。ひたすらに感心したし、応援したいなと思いました。なにもできないけど笑。

 

非武装地帯の豊かな自然というワードでふと連想したのが、核で汚染されたはずのチェルノブイリ周辺の豊かな自然の映像。確かNHKのドキュメンタリーだったと思うんですが、この一帯も動物の楽園みたいになっちゃってるんですよね。動物達へのセシウムとかの影響が気になるところなんですが、寿命が短いと、少なくとも一個体への影響が出るまでに終わりを迎えてしまうのか。遺伝的な影響は今後調査が進められていくそうですが、自然のたくましさ、人間が住めなくなったことで皮肉にも保たれた豊かな生態系など、今回の展示にも関連するように思えるし、色々と考えさせられますね。

 

 

小規模な美術館ですが、品川という都心にありながら閑静な住宅街の一角で、木々に囲まれて非常に落ち着けます。展示によるかも知れないけど1,100円とリーズナブル。何より休日でも人が多すぎないのが良い。外の展示物の保存状態は、もう少し気を配った方が良いか。

中庭が見渡せるカフェの日替わりパスタも1,000円とお手頃で、丁寧に仕上げられたトマトソースの仄かな酸味が美味しゅうございました。

 

ちなみに、美術館には関係ないのですが、付近の御殿山庭園の人工の滝が地味に凄かった。雨あがりのせいか、かなりの水量。あと美術的に見ても、コレかなりカッコいい作品じゃない?

原美術館のすぐ近くなので、ぜひお立ち寄りしてみては(^.^)。

 

・御殿山庭園の滝。
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・スゴい水量!
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・下に降りると、浴びるようにマイナスイオンが。マイナスイオンって死語じゃないよね?
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