ザ本ブログ

読書をメインに。他、雑記などをアップしていきます。

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

人体 ミクロの大冒険 60兆の細胞が紡ぐ人生 /  NHKスペシャル取材班

あなたは知っていますか。人体にとって最小の細胞は?最大の細胞は?最も多い細胞は? 答えは、精子、卵子、血液です。血液が細胞だと言うことも、普通は知らないですよね。しかもその数60兆!ブルゾンちえみもビックリ。 このように、人体の構成要素である…

いつでも会える / 菊田まりこ

動物モノに弱いんですよね。『盲導犬クイール』ではオープニング含め3回泣きましたし、『犬とわたしの10の約束』では、鑑賞後、3日くらいヘコみました笑。 『ネバーエンディングストーリー』では、作品の内容よりも、馬が沼に沈んじゃうシーンが子ども心に…

ローマの休日(1953年) / ウィリアム・ワイラー

オススメの映画は? と聞かれると、色々考えたあげく結局、『ローマの休日』と答えてしまう。 言わずと知れた名作。最高に萌えるラブコメなのに、ヘプバーンの気品とペックのダンディズムが、物語をとても大人びたものにさせています。 ヘプバーンが城から脱…

限界集落株式会社 / 黒野伸一

村興しの話ですね。有川浩の『県庁おもてなし課』を思い出しました。あと池井戸潤の下町ロケットとか。 この手のお仕事小説は、何もないところから(いやポテンシャルはあるけど)村や会社が活気を取り戻すということで大体予想が付くのですが、分かってるのに…

言の葉の庭 (2013年) / 新海誠

■現代、東京。靴職人を目指す高校生のタカオは、雨に日には決まって午前の授業をサボり、新宿御苑に来ていた。そこのベンチで、チョコを肴にビールを飲む、謎めいた女性、ユキノに出会う。女性は短歌の様なものを言い残し、その場を立ち去る。 それからとい…

漁港の肉子ちゃん / 西加奈子

最初は少女趣味な内容かなーと、油断して読んでいたら、後半急加速を始め、あれよあれよと衝撃的な印象を残す展開となりました。 非常にオススメの作品です。 ひなびた漁港の肉屋に居候する母子。 太って不細工で、お世辞にも賢くはないが、人懐っこさとあっ…

七人の侍(1954年) / 黒澤明監督

■戦国時代。不作など貧しい生活に苦しむ百姓だけの村に、野武士の集団が現れ、僅かな収穫でさえも奪おうとする。長老の決断で、侍を雇うことが提案され(当時はそういうことが本当にあったようだ)、近隣の町で侍を探すこととなる。報酬は、村にいる間、飯を腹…