ザ本ブログ

読書をメインに。他、雑記などをアップしていきます。

ボヘミアンラプソディーはそこまででもなかった

なんと10年ぶりくらいに映画館に行ったんですよ。やはりすごく流行ってるものは早めに見た方がいいんじゃないかと思いましてね。

映画館ってあまり好きじゃなかったんですよね。座る位置で角度変わるし、マナー悪い人が気になったり、疲れても一時停止して休憩とかできないし。

でも映画事自体は好きなので、一人暮らしの七畳1Kの部屋に40インチのテレビを設置して、Blu-rayレコーダーを繋げてました笑。

 

で、元旦(もちろん1000円のファーストデー狙い)から見てきましたよ。今流行りの、

 

ボヘミアンラプソディー

 

結論から言いますと、個人的にはイマイチでした!

いや、全然悪くはないんだけど!巷でもてはやされてる程ではないですね。

 

素晴らしい点はライブ映像の音と迫力ですかね。実際のライブの音源を使っているのだとか。ってかアーティストの映画って大体そうなんじゃないの?特に映画通じゃないから分からないんだけど。

さて肝心のストーリーなんですが、これが何とも。フレディの人生を、はしょってなぞってるだけって感じですかね。伝記物だからしょうがないとは思うのだけど。

何かとんとん拍子に売れて、結婚してゲイだと自覚してフラれて、仲間割れしてヨリ戻して、彼氏作ってエイズで死亡です。ちゃんちゃん。

 

詳しく語れば時系列がおかしいとか、フレディはそんなに一途じゃないとか色々あるらしいんですよ。メンバーも割りとソロ活動に積極的だったとかね。

歴史映画じゃないので、史実に忠実なことを特に求めはしないんですが、どうせ歪めるならもっとドラマティックにすればいいと思った。自分はメアリー推しですかね!可愛かったし笑。どうせ一途に描くなら、別れてからも心配するメアリーとうちひしがれるフレディのエピソードがもっと欲しかった。ポールそんなにいらなかったかなあ。もっと悪役っぽくするか、ちょいキャラでもドラマ上は問題なかった。ジム・ハットンとの恋愛も、自分は不要だったかなぁ。音楽、恋愛、友情、ゲイ、エイズ。2時間に詰め込みすぎ!

エイズもあの程度の扱いなら、最後に解説で触れる程度でよかったのでは。メンバーとの関係性にもっと焦点を当ててもいい。

要するに全員登場させたのはいいけど、それぞれのエピソードが弱かった!史実寄りではなかったので、だったら恋愛と仲間と、ライブの迫力にシフトして欲しかったってのが自分の感想です。

 

君の名は。 / 監督  新海 誠

去年公開作品でしたっけ。「君の名は」。


昨年末に、新海誠作品は特集されてたので、一通り全部見ました。「言の葉の庭」は、すごく良かったなぁ。
過去の他の作品を見るに、新海監督は“異世界との交錯”が好き、というか描きたかったのかなと思いました。


レオナルドダヴィンチの「モナリザ」、などでもよく言われることですが、物事は移ろう瞬間が一番美しい。
モナリザの背景も朝か昼か、昼か夜か、時間設定が分からない。表情も微笑んいるのかどうか、感情さえも狭間を表現していると言われている。

 

異世界との交錯”も、正に世界が移ろう瞬間であり、「雲の向こう、約束の場所」でも「星を追うこども」でも、それを題材としていた。
ただ、異世界を設定し、現実と交流させるのは容易ではあるが、途端にファンタジー感が出てしまい、使い古された感もある。

 

君の名は。」では、“異なる世界”を過去と現在とし、条件を満たした短い時間だけ時間軸が交錯する情景は、世界の狭間、時間の狭間そして自然の美しい描写と相まって、美しい名シーンとなりましたね。
それに、男女の身体の入替え設定で、恋愛要素まで盛り込んじゃうという。でも触れ合えたのは一瞬。そこがまた儚く美しかったです。

身体交換の発動条件とか、そうした謎解きは別サイトに譲ります笑。

ciatr.jp

http://アニメの話題.com/kiminonaha-2172


基本何も考えずに雰囲気だけで観てるので、伏線とか気付くの苦手なんですよね。それか頭が悪いのか(^^;

 

流行り過ぎて、興を削がれて見そびれている人もいたと思いますが、ブームの落ち着いた今だからこそ、敢えて見てみるのもありかと。
あれほど流行った価値があるかは知りませんが、音楽も映像も美しく、小難しく考えなくても充分楽しめる良作ですよ。

 

 

白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々 /マルク・ローテムント監督

全く後味のいい映画ではない。でも、強烈に忘れられない印象を残す。

ナチス政権下で、その残虐非道に関する反戦ビラを作って撒いた学生たちが、反逆罪でゲシュタポに捕まって処刑されるまでの4日間を描いた作品。

2005年ベルリン国際映画祭、監督賞、女優賞受賞。

 

心が弱っている人は、見ない方がいいかも。女子大生ゾフィーが執拗に尋問されていて、見ているこっちが詰問されてるみたいで辛いぜ。。

 

尋問中のゾフィーからの反論で、ナチスの行為が明らかになる場面がある。

ヒトラーを擁するナチスが、ユダヤ人を虐殺したことは何となく知っていても、障がいを持つ子どもまでをも殺していたとは知らなかった。優生思想半端ない。

ただナチスというと、人類史上最悪の組織のようなイメージがあり、ある部分ではそれは間違っていないのかも知れない。けれども、史上あらゆる場所で差別や残虐な行為を行われてきており、現在でもそれは決して無くなってなどいない。

大規模な組織立った弾圧行為をナチスが行っていたのは事実であり、それが歴史博物館上際立ってはいるものの、こうした行為と自分が無縁だと思ってはいけない。

いじめや差別、様々なハラスメント、そうした無自覚な行為の延長に、虐殺のような残虐行為は繋がっているのだ。

自分が今置かれている立場、国、組織が全てではない。一歩距離を置いてみたら、自分の考えや物の見方が固定化されていることに気づくかも知れない。

ナチスゲシュタポも、全員が悪党なわけでもない。強制収容所の看守もヒトラーでさえも。それほど、環境や組織が個人の心を縛る力は強いのだと思う。また、悪法と気づきつつ、自分や家族への災禍を避けるため、やむを得ず従い続けることも、おいそれと批判はできない。環境が人の行動を束縛し、エスカレートさせるのは、監獄実験で有名ですよね。

 

ゾフィーは作中で、自分を尋問するゲシュタポの刑事モーアや、裁判に同席したナチス高官達に、言葉によって何かの気づきを与えていたのは間違いない。

気付く感性や良心は大事だ。そして、気づいてから行動することは、もっと大事だ。

でもその行動の起こし方は、千差万別でいいと個人的には思う。誰もがゾフィーやハンスみたいに強い意志を持てるわけじゃない。同じ反戦メンバーだが、子どもがいるプロープストは、死刑宣告の際はショル兄弟と違って震えていた。また判事に命乞いをしていた。でも、それは恥ずべきことではない。置かれた立場も、生きてきた背景も、生まれ持った能力も、人それぞれなのだ。

 

その時動けなくても、いつか挽回すればいい。生き延びて、過ちを正す道もある。

ただ、手遅れにだけはなってはいけない。人生は有限だし、いつ死ぬか、いつ動けなくなるかは誰にも分からない。

関東鉄道竜ヶ崎線・竜ヶ崎駅に行ってみた(ついでに佐貫駅も)

竜ヶ崎駅、だれか降りたことあります?笑

上野駅から、常磐線で1時間ほどで佐貫駅。そこからたった二駅のための、関東鉄道竜ヶ崎線。ごらんの通り、単線の1両編成です(^^)

廃線の恐れはないのかと調べたんですが、区間が短く維持費が安いせいか、一応黒字路線らしいです。あと、ディーゼルで動いてるので架線なし。鉄道オタクが喜びそうな。
f:id:honblog:20181027090205j:image

本当に、田舎です。駅前にはコンビニも飲食店も、一軒もありません。まあ、都心を離れると、車社会なんですよね。乗車客の客層は、ほとんどおばあちゃん笑。
f:id:honblog:20181027090102j:image

 

駅前の案内板。歩いて行ける範囲には何もねえ。。コミュニティバスは出てるみたい。
f:id:honblog:20181027090249j:image

 

商店街だけど、シャッター通り。竜ヶ崎は駅前は旧市街って感じらしいです。駅から北東の竜が岡の辺りが、新しい戸建ても多く発展してました。ただし、その辺りは安いアパートなどの高利回り物件はないんですよねー。そううまくはいかないもの。
f:id:honblog:20181027090327j:image

 

二駅離れた佐貫駅。上野から常磐線。ここから竜ヶ崎線に乗れます。
f:id:honblog:20181027090342j:image

 

そんなに見どころあるだろうか笑。
f:id:honblog:20181027090453j:image

 

小さな駅ビルに、チェーン店がチラホラ。やはりここも車社会ですね。
f:id:honblog:20181027090514j:image

 

さて、竜ヶ崎駅の物件についてですが。

佐貫駅までは、都心へのアクセスはあるかなと。ただ、竜ヶ崎となると1時間に2本なので、都心への通勤となると厳しい。

駅は廃れてますが、竜が岡の新市街は伸びてます。ただ新しい街なので、築古の賃貸物件はないかなー。どうしても駅前の旧市街になってしまう。

賃貸需要としては、工場が周辺にチラホラ。あと、流通経済大学があります。ので、工場労働者や、学生の需要が見込めるか。必然的に家賃は低めの物件になります。坂は少ないので、自転車も少しは使えるかな。

これといったポイントはない印象でしたねー。付近にお住まいの方がいらっしゃいましたら、オススメなど教えていただけると幸いです♪

 

 

フライングガーデン(Flying garden)のハンバーグがメチャ美味い

先日は物件を物色がてら、またもや群馬県太田市を訪れました。せっかく地方物件を持つのならば、地方グルメも満喫したいですよね!笑

 

地元の不動産屋さんに紹介してもらい、今回はこちらでハンバーグを頂きました。

 

フライングガーデン新田町店」

 

・いざゆかん!
f:id:honblog:20181209185452j:image

 

・こんな外観

f:id:honblog:20181209185510j:image

 

・天井が高い店好きです。解放感があって。土曜日で5人待ちだったけど、10分程度で座れました。回転が良い。
f:id:honblog:20181210203744j:image

 

・ジュージュー熱された鉄板で来るので、この紙を折り返して油はねをガードするように、指示されます。

f:id:honblog:20181209185609j:image

 

・分厚いハンバーグを、目の前で店員さんはが半分に切ってくれます。タレもかけてくれる。和風ソースがオススメとありましたが、レモン風味のわさびクリームにしてみた。あっさりしてる中に、わさびの辛さがきいててよい!

牛肉100%とのことで、肉はメチャジューシーで風味があって美味かったです。肉の密度があって歯ごたえよく、臭みも全くない。あまりハンバーグの有名店とか行ったことないので、人生で一番美味いハンバーグだったかも笑。これで税込1,200円はコスパ良すぎ!東京なら2,000円はするんじゃなかろうか。

f:id:honblog:20181209185644j:image