ザ本ブログ

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長野県白馬村で、気球に乗ってどこまでも!【白駒池は自分の国内絶景No.2です】

2015年5月、一泊二日で長野旅行に行ってきました!

旅のメインは、白馬村で気球に乗ること。人生初気球!まあロープで係留されてるので、移動はしないんですけどね。

そしてその途中で、ついでに寄った場所で、自分にとっての国内絶景No.2の景色に出会いましたよ。

 

目次

 

【一日目】東京→白駒池→白馬村

まずは白駒池を目指します!

 

白駒池とは

白駒池は2000m以上の高地にある湖としては、日本一の大きさらしいですね。透明度は抜群で、近くで見てもキレイ。11月下旬には凍結するので、本州で最も早くスケートできる湖面だとか。あと紅葉の名所らしい(シーズン中は渋滞する)。

 

白駒池周辺は日本三大原生林の一つ。原生林とは、火事などの災害にあわず、尚且つ人の手が入っていない森のこと。苔がハンパないぜ!
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湖面から1時間ほど登る高見石ハイキングコース。意外と険しい笑。5月中旬なのに、雪が積もってる。完全に油断した軽装で来たため、すれ違う登山客から大丈夫かと気遣われるが、こちらも一応登山経験者なので…。無理のないよう、山頂を目指してみる。

山頂は山小屋があって巨岩だらけ!池が見えないなぁと巨岩をよじ登ると、岩の向こうに絶景が広がる!特に期待してなかっただけに、感慨もひとしお。みなさま、“長野県に来たら、白駒池の高見石には絶対登って欲しい“
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【二日目】白馬村→戸隠→東京(帰宅)

翌日は、いよいよメインの気球に乗りに白馬村へ!

早朝から、気球が用意してある広場に向かいます。うん、思ったより大きいな!他のお客さんが乗っているのを、下から眺めます。結構高い、怖そうだ…。
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いよいよ乗り込みます。ほんと、立派な風船に木編みのカゴがついてるだけのシンプルなもの←(当たり前)。本当に大丈夫なのかコレ!

バーナーを点火すると、結構なスピードで上昇。上昇気流ってすげーな…。上がりすぎたかなと、添乗員のお姉さんがバーナーを切ると、すぐ下降します。カゴに乗ってるだけなので、個人的には、足元は不安定に感じる。女子は楽しそうにしてましたが。

 

  • 下から気球の内部を撮影

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気球から気球の影を撮影。ジャンプ台は、長野オリンピックで使用されたものです。

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最後の客だとのことだったので、気球を畳むのを手伝わせてもらった。なかなか貴重な体験!布地がしっかりしてるので、空気を抜くのは一苦労でしたね。

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気球体験のあとは、蕎麦と忍者が有名な戸隠へ!
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これほど巨大な杉が、整然と並んでいる光景は、目にしたことがないかも。高野山奥の院に向かうとこと、似ているかなぁ。

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最後は忍者屋敷で、童心に帰って楽しむ!この部屋は傾いている上にタタミなので、滑るんですよね。最近流行りの、“脱出ゲーム“みたいな感じでしたね。
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まとめ

一泊二日の長野旅行は、総じて楽しかったです!車で移動しているだけの時も、両サイドの山の風景が、旅行気分を盛り上げてくれますしね。白馬村の朝は、本当にアルプスのような風景でしたし。また近々行ってみたいものです。

今熊山(いまくまさん)ハイキングに行ってきましたよ

都心からのの日帰りハイキングが趣味のざあぼんです。

3月18日に、東京都八王子市の今熊山に登ってきましたよ。

今回のハイキングコースは以下の通り↓

 

目次

 

登山概要

  • 標高:506m(今回の行程の最高地点は刈寄山687m)
  • 距離:10.7キロ、6時間弱
  • アクセス(行き):新宿から中央線で八王子→西東京バスで今熊山登山口<約一時間半>
  • アクセス(帰り):バス停・夕焼小焼から西東京バス高尾駅→中央線で真珠<約一時間半>
  • コンビニ:登山口には一切なし、お弁当は家か八王子駅で調達すべし
  • 自販機:登山口から、終着地(夕焼け小やけふれあいの里)まで一切なし!
  • トイレ:今熊山山腹展望台から、最後のふれあいの里までなし!
  • 温泉:今回は八王子駅まで行って、無料送迎バスで、“竜泉寺の湯“まで行ったが、アクセスはそんなに良くなかった。あとから気がついたけど、帰りの高尾山口にも温泉があるので、そっちで良かったかも(^-^;

 

今熊山の由来

ネットで調べても、よく分からなかった!麓の今熊神社から名前は来ている。今熊神社は、昔偉い人が紀州(和歌山)の熊野の神社からもらった名称のようだ。“呼ばわり山“とか言って、失せもの探しに、ご利益があるみたいだよ。

 

ハイキング記録

早速レッツGO!!今回は友人と8時前に八王子駅で待ち合わせて、バスで30分ほどで、今熊山登山口に。登り始めたのは、9時前です。

 

前半は舗装された道で、集落の中を歩く感じ。3月中旬ですが、梅の花が見事。今熊山は4月には、桜やツツジ、更には新緑も見ごろとなる模様。

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こちらが今熊神社。なんだか武将のカブトっぽくないですか?(笑)由来は古いけど、最近改修された感じですかね。
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神社の裏からいよいよ登山道へ。杉並木の中を歩きます。花粉症の人は、この時期辛いかも(^-^;。
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途中で休憩箇所あり。いい眺め!
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尾根道を歩いてると、向かいの山で採掘をしているのが見える。たまに発破とかで、遠目に巨石がゴロゴロ落ちてて、迫力ありますよ。
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鉄塔の真下に入ることって中々ないですよね。なんかアートっぽいと思って撮ってみた。
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最高地点、刈寄山に向かう最後の尾根道で見た光景。おそらく杉と思われる木が、一斉に立ち枯れしている。病気とか害虫とか、一通り調べて見たけど、特に該当するものは発見できなかった。情報求む!
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トンネルって、なぜかこういう写真を取りたくなる。
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終着地、夕やけこやけふれあいの里売店とかキャンプ場、食事所、お風呂もあるみたい。ただ、4時で閉園だから、登山帰りには厳しい。ここからバスで高尾山口駅で帰ります。
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まとめ

今回はお昼の写真とか、撮り忘れた。早く食べたいから、ついつい忘れちゃうんですよね。総じて景色は良かったけど、これといった見所はない感じの山だったかなあ。4月になれば、花が見ごろになりますけどね。少々距離が長いので、初心者とかお子様には向かないかも!またどこかの山に行ったら、リポートしますね~(^^)

 

おすすめグッズ

このバーナーは山には必ず持っていく便利グッズです!まずメチャコンパクト!下のバーナーの部分は、筒の中に全て収納できます。そして沸くのが早い!500mlなら3分くらいで沸きますよ。周囲の断熱材が、熱を遮断してくれるんですね。ので、しばらく保温も可能な優れもの。山頂で暖かいものが取れると思うと、テンション上がりますよー(^^)

 

 

 

屋久島に行ったら、太鼓岩を訪れて欲しい【自分の国内絶景No.1です】

5年ほど前、2013年8月に屋久島に、友人数人と行ってきました。国語の教科書に載っていた、川崎洋さんの『屋久島の杉の木』の舞台、屋久島。一度は行ってみたいと思っていました。

 

東京から飛行機で鹿児島。んでフェリーに乗り換え、屋久島へ。船から見ると、まるで平地がなくて、島全体が山のようだ!沿岸はおろか、海上遠くから見ても、山が島を取り囲んでいるため、島の内部は全く見えない。

 

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  • 屋久島行きの高速フェリーにて

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【一日目】屋久島一周ドライブ

まずは島の全容を把握しようぜ!ってことで、レンタカーで一周してみる。やはり島にしては大きい。外周100キロ、ノンストップなら3時間ほでで走破できます。すれ違いが難しいところも、多少あり。あと、地元の人は結構ぶっとばしてくる笑。

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  • 千尋の滝(せんぴろのたき)

これはちょっと遠くから見るタイプの滝でしたね。

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  • 大川の滝(おおこのたき)

この滝はギリギリまで寄れるので、迫力満点!流れ落ちる滝からの風圧が気持ちいい。

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ヤクシカにも遭遇。ヤクザルもいて、しかも道を塞いでなあなかどいてくれない。天敵がいないので、警戒心少なめなヤツらでした笑。
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夕暮れ近くの屋久島ビーチ。水がすごい澄んでるとかじゃないんだけど、屋久島で夕日を眺めるなんて、オツなもんじゃないですか。

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地元のおじさんが呼んでるので、何かと思って近づくと、丁度浜で孵化した子亀が、海に初めて帰っていくところでした!キッチリと、海まで見送る笑。子亀が大人になる確率は、一説によると、5000分の1だとか...。無事、生き延びて欲しいものです。
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夜はトビウオの刺身をいただく!羽根のインパクトが大ですね。味は白身魚なので淡白ですが、まあ美味しかったかな。あまり覚えてはないです笑。
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全然知らなかったのですが、この日は屋久島の夏祭り。屋久島の海辺の花火は格別でしたよ。派手さはないものの、周囲に光源がないため、背景の空が真っ黒なんです。漆黒のキャンパスに映し出される、艶やかな火花…。これは、屋久島からの予期せぬプレゼントになりました。
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【二日目】縄文杉を見に行く

やはり屋久島に来たら、縄文杉は見に行かなきゃですよね!往復で10時間かかる過酷な道のり。まして“一週間で八日は雨”と言われる場所なので、装備は万全を期すべし!自分は登山グッズは大方持ってますが、ない人はレンタルでOK。

朝はメチャ早いです。4時起きとかだったような。じゃないと日のある内に下山できないんですよね。あと、登山道入口までの、バスの揺れは結構エグイです。酔い止めは必須かも。

前半はトロッコ道を歩いていきます。昔、木材の搬出に使ったレールがそのまま残っている。出っ張りが歩幅と違って歩きづらい。

 

手すりのない、トロッコ橋。普通に危ないです。

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巨木だらけ!根っこが踏まれて、少し傷んでいるようで残念。
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こちらが、縄文杉。正直、木本体まで距離があるし、葉っぱが生い茂ってて見えづらい。個人的には、途中の大王杉とかの方が、触れるほど近いし、感動しました。
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【三日目】白谷雲水警峡と太鼓岩(もののけ姫の舞台)

白谷雲水警峡は、もののけ姫の舞台ともなった場所。太鼓岩といいう展望のいい場所に行って帰るだけなら、3時間くらいですかね。

 

ここが白谷雲水峡。途中までは、苔むす森を歩きます。
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太鼓岩。それなりの傾斜の山道を、1時間ほど登ると着きます。47都道府県を制覇した自分ですが、日本一の絶景は今のところ、“太鼓岩からの眺望“です!あまりガイドブックでもピックアップされてなかったんですが、本当に感動しました。

鬱蒼とした森を登り切ると、突如現れるんですよね。それまで車で一周しても、縄文杉まで10時間歩いても見られなかった島の内部が、いきなり眼下に開けるんです。

屋久島に行ったら、ここは絶対に行って欲しい。
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【四日目】屋久島ビーチと帰路

四日目はあまり時間がなかったので、ちょっとビーチで海水浴を楽しむ。海の家とかないし、少し肌寒かったけど、屋久島で泳ぐってよくないですか笑。

今度はもっと内部の山も登ってみたい。人生で、一度は行くべき場所でした。

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屋久島の焼酎『三岳』

部屋で毎晩飲んでました笑。あっさりした芋焼酎で、飲みやすいです。蔵本も屋久島なので、屋久島来たらこれは飲まなきゃいけませんな笑。

 

 

 

他の島旅行記

bookblog.hatenablog.com

浅草のどぜう(どじょう)鍋は、結構エグい(見た目が)

浅草でどぜう(どじょう)鍋を食してきましたよ。

なかなか見た目はエグかったのですが、お味は美味しかったのでご報告します。お店の外観や雰囲気から、観光で浅草に来たのなら、行って損はなし!

  • 店 名 :駒形どぜう(浅草本店)
  • アクセス:東武線浅草駅10分、地下鉄浅草駅2分
  • 予 算 :ランチは、3,000円の定食ですかね。

こんな外観。いい味出してます。

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内観はこんな感じ。雰囲気を味わうなら、1階席のお座敷を選ぶべし!
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どぜう鍋コースのお鍋。どうです、結構エグいでしょう!彼女が「そういうのちょっと…」、的なタイプの場合は要注意!
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それでも注文してしまったのなら、ネギを乗せてごまかせ!セルフで大量に乗せることができます。
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見た目重視ならこちら、『柳川鍋』。どじょうに変わりはないんですが、卵で閉じて見た目も味もマイルドに。ごぼうも入ってます。定食で3,200円。どのコースを選んでも、ごはん、おしんこ、どじょう汁が付いてきます。
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どじょう汁は、「みそ汁かな?」と思って食べると、かなり甘味があってコッテリしてます。どうやら酒粕が入ってるもよう。
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まとめ

定食だけで、充分お腹いっぱいになります。話題性とか雰囲気から、“1回は行っとけ“って感じですかね。どじょう自体は、おそらく淡泊な味と思われるので、大体はタレの味となります。「またどじょう食いてぇ!」って感じではないですかね。自分はね。

店の人は親切ですが、テキパキとしておりますので、ランチタイムに長居する感じではないです。

自分は開店の11時に行きましたが、12時前にはだいぶ混んできたので、早めに行くことをおすすめします。

 

【ふるさと納税】やすぎ どじょう 300g

原チャリで山口県半周してみた!!【走行距離:328キロ、期間:四日間】

3年ほど前、2015年5月1日~4日にかけて、山口県を半周してきましたよ。ちょうどゴールデンウィークの時期。毎年思うんですが、GWってちょっとヒマじゃないですか?友達実家に帰っちゃったりするし、どこに行っても混んでて値段高いし。

ので、あまり人が行かなさそうな、マイナーな場所をぶらつこうと思いまして。そして選択したのが、山口県

 

もう一つ、山口県を選択した理由があります。実は私、絵画を見るのが好きなんですが(絵心はゼロなんですが)、近代日本画家の、香月泰男の作品がとても好きなんです。そしてあのプーチン大統領もたまに首脳会談に来る山口県長門市に、香月泰男美術館があるんですよ!!(誰も知らない、一切盛り上がらない(^^;)

今回は、そんなざあぼんの山口県・原チャリ旅行記です。

 

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ルート

小倉市下関市長門市→美弥市→山口市防府市山口市小倉市

 
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小倉市長門市【一日目、走行距離:142キロ】

わけあって、出発は福岡県・小倉市となります。航空券が北九州空港の方が圧倒的に安いんですよね。地方のマイナーな空港は値段が高すぎる。早速レンタバイクを借りて出発!

 

下関大橋。ここから、九州から本州へと渡ります。注意点は原付だと、橋の上が渡れないこと。そんなの知らないよ!原チャリをエレベーターに乗せ、地下トンネルで渡ります。

が!このトンネル、中央に向かっては下り坂なんですが、中央を過ぎると上り坂になります。ちなみに原チャリは乗っちゃダメ。つまり押して登ることに。これが中々キツかった。他に原チャリ押してるヤツなんていないから、子供とかめっちゃ見てくるし。しかもこの時点で、帰りも押すことは決定なわけだし。

  • 下関大橋

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最近、絶景で有名な角島大橋。この水の色は、砂が白いからなんでしょうなあ。こんな景色に出会えるから、原チャリ旅はやめられない!バスはおろか、車だってこの爽快感はないさ。

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長門市防府市【二日目、走行距離:77キロ】

翌日は、この旅メインの香月泰男美術館を目指します。島好きとしては、長門駅北の、青海島もちとドライブしますが、特に何もなし。では美術館にGOだ!

ここは長門湯本の宿の前の、音信川。ツツジが水面に映ってキレイ。

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そしてお目当ての香月泰男美術館。こちらのリポートは別記事にまとめてあるので、ご興味あらば参照願います。

bookblog.hatenablog.com

外壁に展示されているのは、シベリアシリーズの一作品ですね。

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“一瞬一生”。これが作者の座右の銘だったそう。

『一瞬に一生をかける時もある 一生が一瞬に思える時がある』

いつ死ぬか分からない戦場と、いつ帰れるか知れないシベリアの抑留生活を経験した画家ならではの、深遠な言葉です。

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美術館の2階からの展望。ここより景色の美しい美術館を、私はまだ知らない。

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お次は、日本最大のカルスト台地秋吉台をツーリングしますよ!天気良し、気温良し、景色良し!!この広々とした大地。何往復でもしたいですね。

ちなみにカルストとは、大昔に珊瑚礁のなどによって形成された、石灰質の地層のこと。それが地殻変動によって、山の上まで押し上げられたんだってさ。ホンマかいな。

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そんでもって石灰質は水に溶けやすいので、カルスト台地の下には、台地から侵入した水によって空洞(鍾乳洞)ができる。また、少しずつ溶け出した石灰質が連なって、鍾乳石ができるんだってさ!勉強になりますね。

以下の写真が日本三位の長さを誇る、秋芳洞。そう延長8.5キロ。まだ全容解明には至ってないそう。メチャ澄んだ水が、流れてます。

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形状にもよるけど、鍾乳石が一センチ延びるには、50~70年かかるそう。誰か見てたんですかね!

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空洞の規模が、ほんとハンパない。デカ過ぎ。

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冒険したらお腹が空いたぜっ。ってことで、郷土料理の、“瓦そば”をいただきますよ。旅先のB級グルメって大体、「こんなもんか」って感じだけど、私はコレ、いたく気に入りました。

元々は戦場で皿がない時に、そこらの瓦に有り合わせの具材を乗せて食ったのが、始まりだとか。茹でた茶そばを炒めて、ネギと肉とスライスレモンともみじおろしをトッピングして食べる。美味いもん組み合わせただけやん、絶対美味いやん。余談ですが、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』にも登場したそうですね。見てないけど。

  • 瓦そば

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さらに南の山口市に向かって原チャを走らせると、何やら赤い瓦屋根の集落が。どうやらこの辺りは赤土なので、焼き上げた瓦が赤くなるそうで。その名も、“石州瓦”島根県の石見でも生産されてるみたいです。耐久性は高いけど、コスト高だとか。とても綺麗なので、この文化は守っていきたいですねー。

ここのページの写真が美しいです↓


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カルスト台地で撮った写真。この赤土が、瓦の原料になるのかな?

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防府市山口市小倉市【三・四日目、走行距離:119キロ】

その後は防府市のバーで遅くまで飲んだり、雨に降られたりで、あまり観光はしなかったんですよね、。前半でガッツリ観光したので、後半で距離を稼がなきゃならなかった。

北九州市の河内藤園の藤棚も目指したんですが、雨のぬかるみのせいで、自分が入る目前で、締め切られちゃったんですよ!

でも、ずっと行きたかった香月泰男美術館に行けて良かった(^_^)。

ざあぼんの旅は、まだまだ終わりませんよ☆

 

  • 今回の旅の相棒

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  • 原チャリの旅の魅力は、こちらの記事で♪