クレイジージャーニー
すでにかなり有名になってしまった番組ですよね。
MCがまず豪華。ダウンタウン・松本人志と、バナナマン・設楽、それに小池英子。
この3人が、毎回クレイジーなゲストを迎えます。
番組構成は、クレイジーなゲストのVTRがほとんど。そこに3人とゲストのコメントが時折間に入り、最後にまとめのトークとなります。
見どころはただ一言、“人”です。
毎回これでもかという位、人生を何かに捧げたゲストが登場。
この番組から有名になった人も、何人もいますよね。
少数民族撮影家のヨシダナギ。爬虫類ハンターの加藤。松本ゴンザレス、リヤカーマンなどなど。
自分が初めてクレイジージャーニーを知ったのは、誰かがリヤカーマンについてネットで書いていたから。
いやー、びっくりしましたね。こんな人間が地上に、しかも日本にいるんですから。
リヤカーを引いて旅する永瀬 忠志さん。100㌔を超えるリヤカーを曳いての総移動距離は、地球一周分を超えているとか。
普通の道だって大変だし、坂道は当然エグい(下りもブレーキをかけるのが大変だとか)。
驚愕したのが、砂漠や湿地を横断する時。普通に渡ると、両輪が地面にめり込んでしまうため、棒っきれを車輪の下に噛ませて進む。当然1回に勧める距離は、棒の長さの分だけ。100mに数十分かかるとか。
最早意味が分かりません。
そして何より戦慄したのが、この苦行のような旅を。彼が続ける理由。
本人曰く
「分からない」
とのこと。
|д゚)
いやいや、もう意味とか問うてはいけないんですね。前世からの業か宿命か。
この人普段どんな生活してんだと思ったら意外や意外、大学教授なんですね。しかも旅が評価されて、最近植村直己賞を受賞したのだとか。苦行が報われて良かったですよ。
本人は全く狙っていなかったでしょうが。
もう一人印象的なのが、少数民族撮影家の、ヨシダナギさん。
若くて綺麗な女性なのですが、現地の人と打ち解けるために、同じ格好をしたりします。
現地の人が裸族っぽい感じの時は、ナギさんも上半身裸になってりして(放送では胸にモザイク)、それが話題になっちゃったりしましたが。それは話題作りではなく、できるだけ現地の人と打ち解けるためにやっているんですね。実際、同じ格好をしてした時の効果は絶大のようです。
言葉が通じない少女に寄り添って、何も話してないのに仲良くなったりとか。とても不思議な魅力のある女性です。
他にもは虫類ハンターの加藤さんとか、危険地帯の取材の丸山ゴンザレスとか。かなりの有名人を輩出している番組となっております。