ザ本ブログ

読書をメインに。他、雑記などをアップしていきます。

丸山(まるやま)ハイキングに行って来ましたよ

2019年4月20日に丸山に登ってきましたよ。天気には恵まれましたが、道を途中で間違え、初心者向けハイキングのはずが、まさかのスリル満点プチ命がけ登山に(^^;。こんな道、木こりしか行かねーよみたいなとこを通らされたりしました笑。低山は分岐が多くて、高山にはないリスキーさがあります。皆様も、お気をつけを!!

 

時期的には大野峠方面は早すぎた感じですかね。木に葉はなく、地面は落ち葉だらけで、まるで冬山のよう。ゴールデンウィーク辺りが新緑眩しい登山適期と思われます。対して、丸山付近の“山の花道”と銘打たれている辺りは、その名のとおり桜が満開でした!!桜吹雪やばす!

初心者はあまり回り道をせずに、芦ヶ久保駅から北上して丸山を真っ直ぐ目指したほうがいいですね。

 

標高:960m
距離:11キロ、5時間弱
アクセス(行き):池袋から西部池袋線で芦ヶ久保駅
アクセス(帰り):行きの逆
コンビニ:登山口には一切なし、お弁当は家か池袋駅で調達すべし
自販機:登山口から、終着地まで一切なし!
トイレ:県民の森辺りにあったかな
温泉:飯能駅から、バスで喜楽里温泉へ。以前はタクシーで行っていたんですが、ムーミンバレーパークができたおかげで、バス便が増発。低コストでアクセスすることができました。

www.yurakirari.com

 

・大野峠までは、杉並木の中をひたすら登ります。あまり変化なく、少々退屈。しかも割りと長い。辛い笑。
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・大野峠を過ぎて、下山する途中から、ようやく新緑を目にするようになりました。
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・車道付近の鯉のぼり。ナイスなたなびき具合!
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・丸山付近の、山の花道の辺りの桜。斜面の辺り一面満開ですごい桜吹雪なのに、誰も人がいない笑。
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・桜吹雪見えます?画像では中々伝わらない。
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・集落の辺りも、花が咲き乱れる。
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・このあずまや、イチオシです!素敵ですよね?(^.^)
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・道の駅、芦ヶ久保に到着。地元の農産品とか、色々買えますよ。食堂も併設。腹減りすぎて、温泉に行く前にもつ煮食べてビール飲んでしまった。
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最後は、恒例の飯能駅で温泉ビールで締めました笑。ってかいつも行っている温泉の「喜楽利 別邸」の真横に、あの「ムーミンバレーパーク」が出来たんですね。男の露天風呂から、まあ結構見えるんですが。あまり立ち上がると、自身の<ムーミン>がお客さんから見えてしまうんじゃないかと気になったり(ムーミン、ごめん)。

metsa-hanno.com

 

ってか次回やりたい企画ができました!

芦ヶ久保駅から、山の花道に直行(徒歩40分くらいかな)。んで満開の桜を堪能した後に、きのこ茶屋に移動。鹿のロース肉などを頂き、最後は店のバスで駅まで送ってもらうのです!!来年は絶対実行しますよ(^.^)

ボンドルフィボンカフェ(bondolfi boncaffē)@代官山~ガイトーンTokyo@渋谷

カンブリア宮殿で特集してた、DESCENTEの「水沢ダウン」が欲しくて代官山のデサントショップに行ってきました。

結局試着するだけして、ネットで中古で買ってしまった。店員のお姉さん、ゴメン。でも新品と変わらないダウンが、10万→7万の3万円割引はでかすぎる。宣伝するから許しておくれよ。

 

滅多に来ない代官山に来たので、少しは店を物色しなくてはね!街の印象としては、坂多いし歩道は狭いし歩きづらい!飲食店も少ないし、何か高そうなアパレルショップと気取ったカフェしかない。何がいいんだ、ここ。

そんな気取ったカフェの一つに入ってみる。

 

「ボンドルフィボンカフェ(bondolfi boncaffē)」

 

テノハ代官山(TENOHA代官山)とかいう、複数のショップが集まったエリアの一角にある。店の右奥に広そうな部屋がドアを隔ててあるのだけど、そこは会員制との貼り紙が。結構色んなカフェ行ってるんだけど、こんな明確に金持ちと貧乏人を区別してるのは、初めて見た。さすが、代官山さま。

まぁ余分なお金を払う代わりに、注文しなくても長居できるなど、ビジネスとか勉強に利用する商売なのかも知れない。あまり悪口は辞めておこう。

 

・外観はこんな感じ。会員でない人の席数は、控えめです。
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インスタ映えしそうな?、赤ワインのエクレアを頼んでみる。コーヒーは味、量とも普通でした。
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・赤ワインの酸味が、カスタードクリームとマッチして、中々美味しいです。が、やたらに食べづらい!フォークで刺そうとすると、生地が固いのでクリームが飛び出す。ではエクレアだし手づかみでかぶり付くと、食べれるけどクリームは飛び出す。更に、表面の赤ワインチョコで手は真っ赤に。上流階級は、これを美しく食べこなすのだろうか。

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カフェに長居してたら、小腹が空いたぜ!ってことで、渋谷に移動。一駅くらいなら、全然歩いちゃうのです。食べログで、一人で安く食える店を検索。今回はタイ料理に決めた!

 

ガイトーンTokyo

 

・外観
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・800円としてはまぁまぁかな。カオマンガイは、こないだの大宮の店の方がしっとりしてたかも。店内はちょっとチープな感じです。席数はそんなに多くない。
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ガイトーン TOKYO
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-15-2 住報渋谷ビル1F
800円(平均)800円(ランチ平均)

マディソン郡の橋 / 主演 クリント・イーストウッド、メリル・ストリープ

不倫映画かぁって感じで見てたけど、観賞後の印象は中々悪くないですね。

見てる途中は二人のご年齢からして、ちょっとヌードも何だかなぁって感じだったんですが。自分の結婚生活や年齢が上がると、感想はとても変わって来そう。時代感のせいか、メリル・ストリープ演じるフランチェスカが着飾ったドレスを見た時、露出度とダサさから「痴女じゃん(笑)」、と吹き出しそうになったんですが、そんな視点で見てはいけない笑。クリント・イーストウッド演じるキンケイドの頭髪の薄さもかなり気になるし(特に雨のシーン)、カメラマンで食って行けるのも時代性だよなあ、とか思っちゃったり。

 

これが単なるいい年こいた男女の単なる不倫ストーリーだったら、まあ興味ないんですが、“母の遺書から語られるたった一度の美しい過ち”って構成がいいんですよねえ。現在進行形の生々しさがないし、子どもが中々知り得ない親の親じゃない部分を垣間見るというか。

家族も人間関係も捨てて、身一つで煌めいた世界に飛び出す選択を、思い留まってくれたんだなとか。でもそれも家族のためだけじゃなく、ゆくゆくはキンケイドと自分達のためでもある複雑さ。

 

車で先回りしたキンケイドが、信号の前で選択を促すシーンは秀逸だった!あの一瞬で言葉でなく行動で、人生の選択を迫るというね。いやー、スマホのない時代はロマンチック。カネさえあれば、世界中気軽に行けて、連絡もケータイで取り放題な今は、別れの切実さを描くのが難しいですよね。


 

町を離れて、森の中へ  / 駒沢敏器

この人の紀行文は、本当にその地に行きたくなる。
雑誌に掲載された文章をまとめて編集したとのことで、一章完結でそれぞれが短く読みやすい。

国内の色んな地方の、様々な自然やそこを守る人への取材を重ねたもの。
北海道の著名な写真家であったり、農家、あるいは食品会社の方。ヒッピーみたいな人もいたり。


印象的だったのは、長野県のギター工房。ギター製作に適するほどの木材は、中々ないんですってね。 そして、その地方の気温や湿度や樹木に応じて、自然の声を感じなければ、いいギターは作れないんだとか。 木の香りが立ち込めるギター工房を見てみたい、そんなギターの資源を生み出す森を見てみたい、と心から 思いました。


東北・山形県の金山町。ここは全国の自治体でも初めて情報公開制度を取り入れたことでも有名ですが、他に 「金山杉」なる材木が名産とのこと。財政が苦しい時も、みだりに杉を伐採したりせずに、美しい杉林を守ってきた ことが、この町の人の誇りになっているとのこと。
街並みも100年計画で、1983年から杉を取り入れた「金山住宅」を推進し、昔の風情が残る美しい景観を守って いるのだとか。今度の連休は、ここに行こうと思う。


屋久島の話も、二つありましたね。海亀の浜を守る人。屋久島の山に移住して、自給自足をする人。
もう一度、屋久島も行ってみたい。

 

京都の「万能薬」を作る会社。自然の菌と水で作った飲料。こちらも大変興味をそそられ、以前は一部の薬局でしか 入手できなかったが、今は楽天で購入可能だったので、早速注文してみた。これは届き次第、レビューを書きます。

 

ラ・ラ・ランド (La La Land) / 監督:デミアン・チャゼル、主演:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン

言わずもがなのアカデミー賞受賞映画。地上波でやってたから、初めて見た笑。
結論から申しますと、実に素晴らしい映画ですね!映像と音楽が美しい、素晴らしい。ストーリーは陳腐。
ただのハリウッド的アメリカンドリームをつかみ取る、サクセスストーリーです。 
いいんです、こういうラブコメミュージカルにストーリーなんて。添え物に過ぎないんですから。足なんてタダの飾りなんですよ。

 

優れた腕前だが少々気難しいジャズピアニストの青年と、ハリウッドスターを目指す女性のラブストーリー。ジャズ好きにはたまらない映画ですし、彼が収入を得るために心ならずも携わり、作中に流れるポップスもまた良い笑。

 

ローマの休日」みたいに、誰もが安心して楽しめる大人の可愛い恋愛模様です。さすがにヘップバーンほど完璧な美ではないけども。ちょっとクセのある顔の女優さんだなぁ、と思って見てました。
全然可愛いですけどね笑。


ラストも賛否あるみたいですが、自分はとても好きでした。将来を考えたことのあるパートナーと別れて、しばらくして再会なんてしちゃったら、そりゃあ有り得たかも知れないタレレバの過去に思いを馳せることくらいありそうじゃないですか!
あのまま付き合い続けたら・・。実現しなかった過去の再現映像がまた美しい。二人が出会った音楽の調に乗せて。

 

余計な口を聞かず、遠目にアイコンタクトで切ない束の間の再会と別れの挨拶を済ます二人。なんともいいじゃないですか。
ここら辺も、ローマの休日のラストと少し被るなぁと思って。オマージュなのかな。
結婚し、子どももいる彼女と比べて、少し悲し気だった彼の様子が気にかかりましたが、彼のかすかな笑みに救われた気がしました。