塩はこだわるべきだ
みなさま、普段料理する際にどのような基準で、調味料の基本中の基本とも言える“塩”を選んでいるでしょうか。
まあ普通はスーパーでそこまで考えず適当な塩を買っているでしょう。塩コショーなんてものもありますしね。
でも、塩は本来様々なミネラルや栄養を含んでいます。そして、それは塩の種類によってかなりの差があるんですよね。
今回はうちで使っている3種類の塩について紹介してみようかなと(^.^)
・まずは『ぬちまーすの塩』
これは沖縄旅行に行った時にたまたま立ち寄った製塩工場で知りました。沖縄なのに雨がちで、あまり行く場所がなかったんですよね笑。
ぬちまーすは通常の食塩のミネラル分が、1~2%なのに対し、27%もあるとのこと!正直本当なのかなあとも思いましたが数々の賞を受賞してみるみたいなので、ちゃんと検証を重ねたうえで、対外的にも評価されているようです。
詳しくはぬちまーすの紹介サイトの説明に譲りますが、その理由は独特の製法にあるとのこと。海水を沸かせて水分を飛ばして作るのが一般的な製法ですが、ぬちまーすは海水を高速で圧縮して打ち出し、空中で熱風をかけて塩を取り出すのだと。これだと、熱によって損なわれるミネラルを最小限に抑えることができるらしいです。
以来、うちでは通常の料理はずっとぬちまーすを使ってます。普通の食塩よりは高いですが、大量に使うわけじゃないし、コストは知れたもの。日常的にミネラルが取れるのでオススメです♪
かなりサラサラな塩なので、使い始めた時は量の調整が難しいですが、まあすぐに慣れます笑。自分は舐めて味の違いが分かるほど鋭敏な味覚を持ってないですが、料理にコクが出る気がします。
・お次はかなり色物の塩です。その名も『マグマ塩』。
こちらは一言で表現しますと、“硫黄”です。それか“ゆで卵”。箱根の土産物の黒卵みたいな味。とにかく癖が強いです。それがたまらない笑!
自分は浅草の立ち飲み居酒屋で初めて出会いました。その時はラム肉を焼いたものに添えられて出てきたのですが、癖の強さに度肝を抜かれましたね笑。
効用としては、抗酸化力が強いアルカリ性で、ポリフェノールが多く含まれてるとのこと。
癖が強いし、なかなか高価なので、調理に使うというよりかは、直接つけて食べたいですね。
アジフライとかラム肉とか色々試しましたが、今までで一番ハマったのが、お総菜で売ってたホッケフライでした笑。少しタンパクなもののの方が、マグマ塩の味が引き立って美味しく感じます。ただホッケフライってレアすぎてなかなか見当たらない。。
他にも色々試して、合うものがあったらご報告します!!
「なぜ?」から始める現代アート / 長谷川祐子
草間彌生とか村上隆以外に、パって思い付く現代アーティストってあまりいないけど(この二人はもはや巨匠か)、ルネッサンス期の宗教絵画を観賞するのとは、また別の感覚がありますよね。
金沢21世紀美術館とか、青森現代美術館に行ったことがありますが、知識の前提が必要なく、観たそのままのイメージで楽しめるのがいい。むしろ先入観を与えずに、“気づき”を与えるのが彼らの目論みなのだろう。そして、それは各々違っていて良い。それどころか、鑑賞者の観点が、別の視点を制作者にもたらすのかもしれない。
あるいは政治的なメッセージを込めたっていい。パトロンが必要とか、生活のために制作者以外の意思が多分に入らざるをえなかった時代と違い、今は比較的マネタイズの手段がある(まぁまだまだ苦しい生活を強いられているものが大半だと思うけど)。
でもアートの行く末はどうなるんでしょうね。美術館に足を運んで観賞するスタイルは、廃れていくんだろうか。なんとなくだけど、例えば街のそこかしこに誰かの作品が置かれていて、ネットで“いいね”したりすると制作者の収益になるとかいいのかも。アートがより身近になり、制作者の生活に寄与できるかも。
作品は、多くの人の目に触れてナンボだろう。今も彫刻とかあるっちゃあるけど、正直誰かに気づきを与えるものにはなっていない気がする。その土地に根付いた、より明確なメッセージを発するものの方がいいのだと思う。
そして理想は、あらゆる工業製品や、人が日常的に作るもの(たとえば料理とかでも)に、アートの発想が入ると良い。自分が気づかなければ、相手に気づかせることはできない。それが、細部へのいたわりや、思いやりにもなっていくだろうから。
パラディウムの防水シューズが、なかなか良い
雨の日の出掛けるのが億劫なのを、以前から改善したいなぁと思ってまして。上半身は傘で大方防げますし、仮に少し濡れても、しばらく室内にいれば乾きますよね。
しかし、足元だけはどうにも不快だ。
いったんビショビショになったら、確実に靴を脱いで干すとかしないと解決しないですよね。学校とか会社に、行ったばかりだとそうそう脱げないし。最悪。クサイ。
んで防水の靴が以前から欲しかったんですけど、長靴だとスーツとは合わないし、晴れたときにはやや滑稽。後は完全にアウトドアっぽい感じのも、合わせられる服装が限られる。
と思って靴屋をのぞいたら、なかなかいいのがあるじゃないか…。ちょうど痒い所に手が届く感じのヤツ!
パラディウムの、「パンパ パドルライト ウォータープルーフ プラス」。パが多すぎぃっ!!ついでにプも。
・これが自宅で撮った写真。すでに何回か履いちゃったあとですが。どうでしょう。さりげなさが、カジュアルなスーツなら難なく履きこなせませんか。私服でも、全然合わせられますよね。むしろカッコいい。長靴なんて履いてる場合じゃない。この汎用性の高いレインシューズは、特に男性モノではなかなか希少では。
・レンズを換えて、もう一枚。
購入してから、たまに使用前に防水スプレーをしたりして使ってます。なによりいいのが、見た目よりとても軽いとこ!高級感はないですが、本当にどこにでも履いていける、程よいカジュアル感です。
自分はハイカットの靴が初めてだったので、当初は履くのに苦戦しましたが、いまはちょうどいいくらいの締め具合を会得しました笑。着脱の機会が多い場合は、手持ちの靴べらがあるといいかもですね。
ローカットもあるんですが、雨が強いと結構上から入ってくるんですよね。あと自転車だとカッパを着ても、ガンガン入ってきます。なので、対雨用にはハイカットがオススメ。そこまで気にしない人は、ローの方が、値段も着脱もお手軽となります。
外で遊べないなら、この世界を頂戴しちゃえばいい、(今さらPersona5のレビュー)
初めてPersonaシリーズに手を染めたのですが、まぁ度肝を抜かれましたねー。
ロールプレイングゲームって、ドラクエ、FF、ロマサガ、テイルズ、大神などはやったんですが、デザイン的にどれにも当てはまらないってゆーか。
とにかくイカしてる!カッコいい!特筆すべきは、作品全体のサブカル的デザインと、続きが気になってしょうがないストーリー構成ですね。
オープニングは赤と黒を基調にしたポップな色彩で、渋谷の街を主人公たちがフィギュアスケートのような演出で彩ります。曲も落ち着いた洋楽を合わせていて、オシャレなサブカル全開!って感じなので、アニメ好きの自分としてはたまらないですね。
ゲーム構成としては、普通のコマンドバトルのアクションRPGってタイプですかね。ゲームバランスもよく、各キャラの能力の個性も立っていて、バトルも十分に楽しめます。
メニュー選択画面がメチャかっこいいです。何でもデザインを際立たせながら、文字などの情報を分かりやすく見せるデザインというのは、非常に難しいようですね。
戦闘が終わった後の、主人公が歩いてるシーンもカッコいい。キャラが赤く縁取られて、ベースの聞いた効果音が渋い。この演出に完全にヤられてしまって、初プレイ時は初日で15時間ぶっ続けでやってしまった。どうかしてますね笑。
オープニングだけじゃなく、他の曲もカッコいい。特に好きなのは、ダンジョンが佳境に入った時に、サウンドがオープニング同様の洋楽風に変わるんですよ。これが聞けなくなるのが惜しくて、ボス戦をやる前にムダにダンジョンを探索してしまう笑。
そして秀逸なのがストーリー。まずゲーム開始直後から、中盤に起こる重要なイベントのシーンから始まるんですよね。その中で、あたかも主人公が仲間に裏切られたような演出になっているんですが、そのシーンが終わると主人公が仲間たちに出会っていくストーリーが開始されるんです。そして、要所要所で、捕まって尋問を受ける主人公のシーンが差し込まれる。ので、主人公の回想を進めていくみたいな感じがするんですよね。この、重要な事象に向かって、2つの時間軸が合わさっていく感じがたまらない。こんなに信頼しあっている仲間がなぜ..?みたいな疑問が止まらない笑。
あまりストーリーをバラし過ぎると訴えられるようなので笑(起動時に毎回警告されるんです)この辺にしときますが、絶対オススメのゲームです!
続編のPersona5 ザ・ファントムストライカーズも楽しみでしょうがない。
映画『ゴースト/ニューヨークの幻』は、映画に必要な全ての要素が詰まっていた
今更ながら、初めて映画『ゴースト/ニューヨークの幻』を観ました。
古典的名作らしいので、いずれは見なきゃなとは思っていたんですが。
なんか、久々に心が洗われた気がします。
恋愛、サスペンス、アクション、コメディ、全ての要素が詰まったヒューマンドラマ。
あとね、若かりしデミ・ムーアが超可愛い。この時代ってショートカットって一般的だったのかな。とにかく可憐。美しい。
内容は陳腐なもの。事件に巻き込まれ殺されしまったサム・ウィート(パトリック・スウェイジ)が、幽霊となって、恋人のモリー・ジェンセン(デミ・ムーア)に迫る危険をなんとか助けようとするもの。
この作品から、幽霊となっても恋人を守るというシチュエーションが大いに流行ったようです。確かに、初見でこの設定の作品を観たら、度肝を抜かれるでしょうね。
この時代だからこその、洗練されてないCGが良い。映像をいじれる部分が少ないことが、かえって俳優たちの演技を引き出すことになる気がする。
幽霊になったサムの、生前できたことができないもどかしさがいいですね。なんでもできたら、ただの無敵のチートキャラになってしまうから。
後半、物体に触れることができるようになってからの、スカッと感もいいです。インチキ霊媒師オダ=メイ・ブラウン(ウーピー・ゴールドバーグ)との掛け合いも好き。オダ=メイの存在で、グロくなりがちな主題の映画が、エンタメ作品として楽しめるものとなった。
筆談でもなんでもできそうなのに、一ペンスをお守りと言って渡すシーンがいい。
単純に言葉が伝わらないからではなく、過剰に言葉だけで表現することを避けた演出がいい。オダ=メイの身体を借りても、ほとんどしゃべらなかったですもんね。
冒頭ではモリーは言葉を欲しがっていたのに・・笑。