ザ本ブログ

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偽善エコロジー「環境生活」が地球を破壊する / 武田邦彦

リサイクルは環境負荷が高いとか、そこら辺のことは知っていたんですが、その他、生活に密接して環境問題の素朴な疑問について科学的・客観的に解説してくれて、とてもスッキリする一冊。

 

とゆーか、漠然と環境にいいと大半の人が思ってそうなことは、大方真逆でしたね、悲しい。例えば、

・レジ袋削減→廃油が再利用できなくなる。焼却炉が燃焼しづらくなる

・プラスチック、古紙、牛乳パック、食品トレイ、ペットボトルのリサイクル→リサイクルにかかる環境負荷の方が高い

・ゴミの分別→素人の分別は無駄。結局工場で分けている。細かく分けても、結局一緒に燃やしている。

 

これらは一部抜粋ですが、すでにかなり残念な現実がありますね。まあ大人が勘違いし、これらの意味のないことに熱心に取り組むのは勝手ですが、子どもがやらされるのは非常に残念。

ってか真実を知り実践する子どもの方がいじめられそうな現状ですよね。「なに環境に悪いことしてんだ!ちゃんとリサイクルしろ!」ってな具合に。

 

まあこのクソ暑いなか、歩道とか開放的で尚且つ人混みのない場所でも、アホみたいにマスクつ付けっぱなしの大人たちがいる世の中ですから、子どもたちに自分で考えろって言ってもシラケちゃうでしょうが。マスクを唯一神と崇めてるんだか、人目を気にしてるんだか知りませんが・・。店等の屋内と、公共交通機関だけで充分と思われます。今現在報告されている情報ではね。まぁ屋外でスレ違っただけで感染するなら、諦めるか一生引きこもるしかないですね。

 

拡散されてることが事実とは全く限らないし、状況は刻々と変わっていく。少なくとも今なにが一番真実に近いのか、各々精一杯自分で考えて、最適解を紡ぎだしていきたいものです。